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2010年01月31日

焼酎の保存のポイント

焼酎が人気の理由の一つに、保存方法が簡単である事があると思います。
清酒やワインなどの醸造酒は、保存方法に気をつけないと変色してしまったり、味が悪くなったりしてしまいます。
蒸留酒である焼酎は、その保存方法において特に気を遣う事はありませんが、焼酎をいつでもおいしく飲むためにはいくつかのポイントがあります。
ここで焼酎の保存のポイントをご紹介します。

・直射日光や極端に暑くなる場所は避けます。
 温度の変化しない、冷暗所に保存するようにしましょう。

・焼酎のビンは必ず立てておきます。
 ビンを横に倒してしまうとそれだけ空気に触れる部分が多くなってしまうので、必ず立てた状態で保存するようにしましょう。

・長期保存する時はどうするか。
 長期で保存する時は、ダンボールの中に入れたり、新聞紙に包んで保存します。
 この場合も必ずビンを立てた状態で置きます。
 透明のビンの焼酎は、直射日光だけでなく蛍光灯の光にも弱いので光を遮る工夫が必要です。
 ダンボールや新聞紙に、焼酎の製造年月日や購入日を書いておくといいでしょう。

・飲み残しがある場合はどうするか。
 飲み残しがあると、開封していない状態よりビンの中により多くの空気が入ります。
 酸化しやすくなりますが、清酒やワインのような醸造酒のように早く飲みきらなければいけないという事はありません。
 通常、3ヶ月?半年ぐらいまでは味が変わらず飲む事ができると思います。
 飲んでみて、味や香りがおかしくなければ大丈夫です。
 ただし、無ろ過の焼酎は変質しやすくなります。

・開封後保存していた焼酎を飲む時はどうするか。
 表面にフーゼル油が浮いて味が変わっている事があります。
 ビンを軽く上下に振ってからいただきましょう。  


Posted by ユウビト at 13:18Comments(0)焼酎の基礎を学ぶ

2010年01月02日

きき酒は色や香り、後味など焼酎の全てを味わいます

「きき酒」という言葉を聞いたことがありますか?
きき酒にはいろいろな目的があります。

酒屋さんが行うきき酒は、焼酎の味わいが値段に見合っているかどうかを判断します。
杜氏さんが行うきき酒は、焼酎の仕上がりが目的どおりであるかを判断します。
また、アマチュアが行うきき酒は、自分の好みの味わいであるかを判断します。
ワインでいうところの「テイスティング」ですね。
ここでは、アマチュアのきき酒についてご紹介します。

きき酒は、味を見るだけではありません。
色や香り、後味など焼酎の全てを味わいます。
きき酒の仕方は、以下のとおりです。

1.焼酎の色を見ます。
  通常の焼酎は無色で透明ですが、樽で貯蔵された琥珀色のものや薄く濁っている無ろ過のものもあります。
2.焼酎の香りを楽しみます。
  ワインのように器の中で軽く回します。
3.焼酎を口に含みます。
  口の中で舌を転がしながら味を感じ取ります。
  次に口に含んだまま鼻から息を吐いて、香りの広がりを楽しみます。
4.焼酎の後味を楽しみます。
  喉を通った後の余韻を感じ取ります。

焼酎にはいろいろな原料が使われています。
きき酒のポイントは、それぞれの原料の特徴を知る事です。
麦焼酎は、大麦の華やかな香りとまろやかな甘さ、濃厚な味わいが特徴です。
米焼酎は、お米のやさしい香りと軽やかな甘さ、柔らかな味わいが特徴です。
いも焼酎は、さつまいも本来の甘くて柔らかな香りとすっきりとした味わいが特徴です。
そば焼酎は、そばの持つさわやかな香りとおだやかで軽やかな甘さが特徴です。
黒糖焼酎は、黒糖特有の南国を思わせる甘みとすっきりとしたコクのある味わいが特徴です。
ごま焼酎は、ごまの香ばしい香りと軽やかでほのかな甘さが特徴です。
粕取り焼酎は、吟醸酒のような華やかな香りとまろやかですっきりとした味わいが特徴です。
泡盛は、甘い香りと深くてコクのあるまろやかな味わいが特徴です。

きき酒を行うことによって、自分に合った焼酎の基準ができます。
今日の自分の気分にはどんな焼酎が合うか、出された料理に対してどんな焼酎が合わせたらいいかなど、焼酎を選ぶ楽しみにもなると思います。
  


Posted by ユウビト at 10:24Comments(0)焼酎の楽しみ方